船主：神戸桟橋。造船：神戸川崎造船所。川崎型油槽船の9番船として竣工したが、空母瑞鶴が同じ川崎造船所で建造されていたため影響を受け工事は長期間にわたった。昭和15年2月28日竣工。川崎汽船の委託運航船としてアメリカからの原油輸送に従事した。昭和16年8月18日に徴傭さて真珠湾攻撃にも従事した。昭和19年2月17日チューク大空襲によって沈没。
正立した状態で沈んでおり、甲板はソフトコーラルで覆われている。船橋内にはシルト（沈泥）に覆われた、遺留物保存状態よく残されおり、当時の本や船員手帳などの切れ端などが発見される。